新居浜郷土史談会

新居浜の歴史

神社の存続

 本日10月9日の愛媛新聞コラム「地軸」に、神社の合祀について書かれていました。
 丁度新居浜史談会誌400号および先日発行した402号に於いて、喜代吉栄徳氏が今に伝わる古文書
を用いて、合祀について地元が嘆願したことを書かれていますが、1村1社の制度のお触れに抵抗したことが分かります。これまで民衆の拠り所である神社が無くなるなど、考えたことも無い事件です。
 新聞記事によると、合祀を計画している神社も多くあるようです。人口が減少する中で神社を存続するのが難しくなっていることは何となく肌で感じますが、鎮守の森などと言われる神社が荒廃するなど考えたくないですね。
 喜代吉氏が書かれた神社は現在でも存在しています。今一度鎮守の森について、秋の夜長に考えたいと想います。