古文書講座 10月22日開催しました。
お祭り明けでしたが、9割の方が参加して頂けました。
コロナのために、計画が遅れていますがご容赦願います。
前回に引き続き、西條誌の内「船木村」を読んで行きました。
途中会長より船木在住のKさんに話を振り、西條誌に載っている史跡の
話をお聞きしました。
いぼ(伊保)城について、現在はNTTの鉄塔が建てられていますが
建てる前の様子や土器が出て破片がそこそこ出た話など、貴重な内容を聞く
ことが出来ました。さらに境界石の話では、土居の公民館長の話と断った
上で、昔の境界より数百mずれているとのことでした。
当会の古文書講座はこのように、受講者から昔の話を聞いたりすることで
歴史を知ることが出来るのが良いですね。会長の振り方が上手いです。
私が講師したら、話すだけで終わるでしょう。
テキストの一部を載せましたが、崩し字のポイント解説です。
「偏」から読み解くのですが、これは勉強になりました。偏の崩し方が
分かれば、かなり解読に近づくことが出来ますね。
真鍋家当主は「兼」を1字名乗ることが多いですが、実際は魚のように
見えますし、「遍」は遍路文書や往来手形に崩し字が出ますので
このワンポイントを覚えておくだけでばっちりです。
問題は覚えておけるかどうかだけですが……次回は11月12日です。