新居浜郷土史談会

新居浜の歴史

新居浜文化協会報2月号

 文化協会報2月号が出ました。今回の記事は中野会員が担当しました。中野氏は地元に伝わる民俗・風習などに興味を持っており、これまでも記事にしてきました。

 これまで記事の内容を凝縮してこのブログに掲載しましたが、さて困りました。実は年明けのブログ「とうどおくり」に中野氏が書かれた史談会誌内容を抜粋して掲載しました。今回も同じようなことを載せることになりますので、今回初の試み!中野氏が書かれた協会報丸々載せてみます。(有り体に言えば手抜きです。中野さんすみません。人生初めて花粉症になり、鼻水垂らしながら書いてますのでご容赦を。こんなに辛いものとは…)

 では書きます。

 「とうど祭りとはもともと三毬杖(さぎちょう)と云われる宮中の儀式で、清涼殿の東庭で青竹を束ねて立てて毬杖を三個結び、これに扇子・短冊・古書などを添え、謡いはやしつつ正月15日に焼いた儀式と云われます。

 一時はすたれていた正月の行事でありますが、最近は新居浜でもあちこちで催されています。写真は神郷地区・白井自治会でのとうど祭の例を写したものです。先ず、青竹などを使って櫓のようにとうどを組み立て、焚き上げされる前までに注連縄(しめなわ)飾りや古いお札などをとうどの中に入れておきます。そしてお米、お塩、お神酒等をお供えして祭壇を作り、無病息災や五穀豊穣を祈りつつ神主さんに祈祷をお願いし、当日の朝とうどを焚き上げます。このとうどの火で焼いたお餅を食べるとその1年間を健康で過ごせるとも云われています。

 このような年中行事がいつまでも次世代に受け継がれるように努めていきたいものです。」

 さすがに分かりやすいです。何か感想をとも思いましたが、鼻水が大変なのでこの辺で終わります。花粉症馬鹿にしてました。ごめんなさい。(五十肩も同じくなめてました)

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