新居浜郷土史談会

新居浜の歴史

お盆ですね。でも徳島城②です。

 お盆の時期になると、色々な弔い行事があります。これまで真言宗曹洞宗

浄土真宗と参加しましたが、宗派ににより色々違うものですね。

若いころには辛かった法事も最近お経を聞く・読むことで心が落ちつくことが

出来ます。いやいや歳をとったものです。

 

 さてまったくお盆に関係のない、先日アップした徳島城の②についてです。

城内に博物館があり、蜂須賀家の古文書もあり、じっくり読めるかどうか試したい

のですが、なんせコンタクトレンズを入れても目が悪く、小さくてガラス越しなので

読めないのが残念。写真撮影禁止なので館内の写真はありませんが、庭園に寄付され

た物が数点あり、目を惹いたのが下の写真2点です。

 

 一つは豊島石(香川県豊島近辺で採れる凝灰角礫岩)の「防火用水入れ」です。

これまで豊島石で出来た石造物は「五輪塔・宝篋印塔・灯篭・らんとう・狛犬の柱

(一宮神社にあり。珍しい)」ですが、防火水槽は初めてです。前には家紋らしき

ものもあります。豊島石は水に弱いので(石と石の間が粗く、浸透しやすい)防火

水槽には向かないと思うのですが・・・そのためか内側にモルタル様の白い部分が

見えます。

 

 もう一つが織部灯篭です。古田織部がデザインしたとも言われており、十字架

にも見えることから「キリシタン灯篭」とも称されるものです。下には仏像か

キリストか分かりませんが、像が彫られています。真偽はどうなんでしょうね。

 

 暑い暑いと言いながらも、日の入りは18時台になりましたし、秋の虫も鳴いて

います。もう少し頑張りましょうか。しかし夏場のマスク生活は大変ですね。

豊島石製防火水槽

織部灯篭(これは花崗岩製)