新居浜郷土史談会

新居浜の歴史

 万治2年五輪塔と危うくあの世へ

 暑い!10月も半ばに差し掛かっているのに、なぜこの気温。

 今朝は自治会館の空き地除草に行ってましたが、かなりの汗をかきました。

 

 で、帰宅後すぐに拓本を採りに行きました。近所の薬師堂にある「万治2年(1659)」銘の五輪塔です。私の知る限り近世では今のところ新居大島にある元和8年(1622)ラントウにつぐ古さです。(船木と中萩に慶長銘がありますが、後世の作)

会員であった故小野清恒さんが肉眼で確認しておりましたが、今回拓本にしました。

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万治2年五輪塔

 拓本を採って分かったのですが、小野さんが書いている戒名と一文字違っているのと、月が違ってました。これもいつか新居浜史談で書きたいと思います。

慈眼寺にも大五輪がありますが、(ちょっと年代が出てきません。)そのほかにも気になる五輪塔がありますので、拓本を採る予定です。

 

 で、採り終わって遮断機のない参道を超えようとしたところ、西から特別急行しおかぜが接近してました。いつもはしつこいくらい左右確認するのですが、なぜか確認せず渡ろうとしたので、警笛をかなり長くならされました。この万治2年に亡くなられた「定壽妙笄禅定尼」さんに連れていかれるところでした。

JR四国さん、すみませんでした。次からはもっと確認します。