新居浜郷土史談会

新居浜の歴史

見る目を養う。史跡を見つけ自画自賛する。

 先日中野副会長から立ち話で、「狛犬調査で名前の分からない神社があって、狛犬は無かったけど鳥居は有ったわ」との情報を得ました。

 

 とのことで不慣れな場所を先日ピカピカになった原付で朝一で探しに行ってきました。まぁ迷いましたが、通ったことの無い道は楽しいですね。15年前振りで場所の不明だった墓地も見つけ、近くに荒神さんと観音堂があるのにも気が付きました。

90歳くらいの女性に色々聞いていたら、息子さんが出て来て怪しがられましたが、新居浜史談会で色々見て回っていると伝えたら、「そりゃご苦労さん」とのことで警戒を解かれましたが、良くあることです。まぁそうですわね。朝から見たことのない人間が来て老齢の母親に話してたら。これまでに何度も不審がられましたが、事情を話せば結構お話してくれるものです。大体は「ご奇特なことで」と言われます。

 

 で、神社2か所見てきました。治良丸自治会館内にあるお宮は農家の方に聞きましたが不明でした。寛政の立派な鳥居がありましたので、名のある神社があったと思うのですが、今は小さい祠のみとなっているのは少し残念でした。

 

 その帰り道、分かれ道を通り過ぎたのですが、ふと目の端に違和感を感じUターンしましたが、新居浜新四国51番の地蔵堂でした。そこには地蔵堂の他に折れた鳥居があり石工銘も彫られており、「高橋伊賀守」を祀る祠もありました。

 何か無いか目をきょろきょろさせて探してますので、史跡に対する目が肥えてきたのでしょう。ウロウロして数十年。流石です。

でも後ろから来ていた車に2回ほど気が付かず。史跡を見る目を養う前に、危険予知を養わないとイカンですね。