新居浜郷土史談会

新居浜の歴史

郷土関係本が集まってきましたが、集まり過ぎも困ります。

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 暑すぎます。こんなにも暑いと外で史跡なんか見に行けませんわ。
 なのでこんな時は涼しい所で本を読むのがよろし…なのですが、ここ最近色々な人から本を頂戴し全てを読めません。写真に3分の2ほど載せました。
 その内紹介するのが、新居浜史談会との関係が深い長宗我部当主である長宗我部友親氏著書「秦氏の夢 長宗我部元親」です。著書の中には当会の吉本会長の名前で慈眼寺の欄間を明智氏が寄付したことと載っていますが、正確には会員の明星豊茂氏が文化協会報で記事にし、それを会長が長宗我部友親氏に説明しています。明屋書店などにも置いてます。
 次に愛媛の石造物研究者黒川信義氏から寄付頂いた「市村高男編 中世石造物の成立と展開」です。この中に黒川氏の論考も載っていますが、編者である市村氏の論考である「東国武士団の西遷・定着と造塔」です。これは西の土居五輪塔の造塔と金子氏を取り上げた論文です。西の土居五輪塔は真木氏が益友・史談会誌でも取り上げていますが、さらに踏み込んだ内容です。
 次に藤田彌一郎著「にいはま新四国八十八ヶ所遍路記」です。市内には寺やお堂などを新居浜八十八ヶ所に指定していますが、この本が出版された昭和57年当時はかなり巡礼される方が多かったようです。古い本ですが、今は無い(建て替えなど)ものが写真で載っており、昔を知ることが出来る貴重なものです。会員の東田大師堂喜代吉氏の若い写真もあります。(要らない情報でした?)
 これらの本を読んでいこうと思いますが、熱中症に気をつけて下さいね。