新居浜郷土史談会

新居浜の歴史

突撃会員さん(永易さん)

 今回の突撃会員さん宅は、高祖三島神野の総代を務める永易さんです。
 永易さんは前から史談会に興味を持たれていましたが、今回古文書講座に参加された後に、正会員となられた方です。御年82歳とのことですがまだまだ勉強したいとのことです。この話は前にブログで書きました。
 長く埼玉県にお住まいでしたが、定年で帰られたようです。会員の喜代吉氏の大師堂には良く顔を出しておられたとか。
 今日総代をされている高祖三島神社のお話を色々聞きました。昭和30年代神社が焼けた時に祖父が再興に尽力したこと、その時の本堂が現在の社務所であること。昔の参道の位置や神宮寺の場所、祇園さんについて…興味ある内容でした。
 その他にも様々なお話をしましたが、一番びっくりしたのが、今私が保有している白石元治氏が執筆した「金子備後守元宅」と言う本が、実は永易さんが購入し、おなじ集落で親戚の河野さんに勉強したら?と渡したものでした。話し合いの途中にその本を今度親戚から回収して、(河野さんはお亡くなりなられましたので回収しようと思ったそうてす)私に贈呈してくれる予定だったとか。「その本河野さんから私貰ってます!」と驚いて大きな声を出してしまいました。当時河野さんに「読んで勉強せんかい」と渡されたものです。
縁とは不思議ですね。河野さんから頂いてもう10年になりますが、まさかこんな出会いがあるとは。
 今回も会員さん宅にアポなし訪問でしたが、快くお話させて下さりありがとうございました。
※会誌最新号納品されました。