新居浜郷土史談会

新居浜の歴史

連続の文化協会報紹介

 先週5月号のにいはま文化協会報を紹介しましまが、6月号を入手したので載せます。
 今月号は丸金会員の「新発見か!金子備後守元宅佩刀」です。昨年ブログにも掲載しましたが、金子城主で戦国期新居浜を語るには外せない金子備後守元宅が最後の戦いで佩びていたと云われる刀です。
この刀は丸金会員が入手し、新居浜史談会に寄託された物ですが、丸金会員の説明によると、金子元宅を討ち取った岡山丸山城主赤木蔵人丞が記念品として岡山において伝世されたことも否めないと解説しています。云い伝えのため真偽は不明でも、当地で大切に保管されるべき物と締めくくっています。
 公園化により破壊を受けたが現存している金子城・一級文書である金子文書と金子氏を調べる上で大事な物ではありますが、それに劣らぬ伝金子備後守元宅佩刀が当会に保管されていることは非常に誇らしいことです。遠くないいつか、この刀を皆さんにお見せ出来るようにと考えております。新型コロナウイルスが落ち着くまで、もう少し頑張りましょう。
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