長宗我部友親氏との対談
前回のブログで、3月30日に長宗我部友親氏の講演会があるとお知らせしました。また当会の吉本会長の論文(説)に対し、大いに賛同する点があるとも書きました。
今回講演会の前日に吉本会長と色々話をしたいとの連絡があったそうです。
で、史談会行きつけの金栄公民館にて15時からお話をしたとのこと。当初30分くらいと考えていたそうですが、気が付くと2時間も経過していたそうです。
対談の内容ですが、長宗我部友親氏に許可を受けていないのでこのブログでは述べることが出来ませんが、吉本会長からの質問が多かったようです。
吉本会長の感想を聞くと、「非常に親しみやすく話の上手な方でしたが、言葉のはしばしに歴史という重みや、四国の戦国大名長宗我部家の伝統を感じました。
やはり、一般の学者や研究者とは異なる史観(明智光秀や小早川隆景、秀吉観)や雰
囲気をお持ちの方で、多くの感銘を受けました。」とのことでした。
また吉本会長が考えさせられたこととして、「史談会の活動として新居浜地方の歴史に焦点を当てているが、この天正陣を例に挙げると、どうしても金子氏中心に物語を考えがちであるが、土佐からの視点(長宗我部から見た)と外部(近畿・毛利氏)からの視点も気にする必要がある。」との言葉でした。
視野を広げて物事を見ていくことの重要性をもう一度認識していかなければいけないと痛感しました。
下に対談の写真を掲載しておきます。(長宗我部友親氏の許諾済み)左が長宗我部友親氏、右吉本会長