定例会と古地図
なんの脈絡もないタイトルですが、昨日408号発行の発表会・定例会を
開催しました。
開催を忘れていて遅れて来られる方も居ましたが、そこはご愛敬。
4名の発表がありましたが、一番の目玉はやはり丸金会員の「諸士口帖」
でしょう。これは小松藩の藩医であった永野氏に伝わっていたもので、大阪夏の
陣での功績を写し取ったもので、なぜか永野氏が継承していたようです。
黒印も小松藩二代・三代のものだそうで、代が替わったときに確認したものか
押印されています。(それ以降無いのが不思議ですが)
現在恐らくこの1冊のみと思われます。今後も発表されるそうなので楽しみ
です。
岩佐氏は初めての投稿で、金子城で戦いがあったかどうかを様々な資料から
検証されたもので、私も初めて知ったこともあり興味深い内容でした。
さて古地図ですが、史談会に寄託されたもので、江戸期ではないかとされる物
です。今の新居浜市を3幅の巻物に仕立てたもので、3mはあろうかと思われる
長大なものです。色彩されていますが、今後検討され記事になると考えています。
こうご期待。