はじめての古文書講座 第3期開講
一昨年創立40周年を記念して開講した「はじめての古文書講座」も、はや3期目を迎えました。
5月20日に今期1回目の講座を金栄公民館で行いました。
講師は当会会長吉本が引き続き続けています。約20名の方が受講していますが
多くの方が第1期より受講されています。
吉本会長曰く「古文書は一人では解けない。集まって解読することで色々な意味を
もってくる」とのことですが、今回そのことが体感できる出来事がありました。
吉本会長が古文書の言葉を「のくり(野栗)」と呼びましたが、受講者から「いかくり(いが栗)」では無いかとの質問を投げかけました。まさに目からうろこが落ちるとはこのことでしょう。3期目を迎え、講師と受講者が和気あいあいとした雰囲気が成せることでしょう。
今回は近世に巷で流布していた病気などに対する「民間療法」を伝えている「井石家
文書」を勉強しました。怪しい内容の民間療法ですが、読み物としては面白い題材でした。
次回は7月15日に金栄公民館で13時半から行います。