新居浜郷土史談会

新居浜の歴史

令和2年11月度文化協会報

 先日のブログで預かっていた新居浜文化協会報を載せると言いましたが、何とか発見しましたので、今回は11月度を掲載します。

 

 表紙は金子城の敷地内と考えられる旧慈光園周辺から出土した「土釜」の復元図です。実はこの土釜の破片ですが、先日の展示会でお披露目する予定でした。しかしながら会長の捜索もむなしく発見できず、家のどこかで見つかるのを待っているようです。

土師質土器で煮炊きに使用された三足つき土釜と推定しているそうです。

 

本文には連載ものの「謎解き本能寺の変再考」第3回目です。

織田信長が四国へ攻め入ることになった背景を書かれておりますので、写真でご確認下さい。

携帯電話を更新(6年目になった途端壊れました。結構お気に入りでしたが)しましたので写りも良くなっているはずです。(確認したら変わりませんでした。データ量絞ったからかも)

 

次回は12月号載せますね。

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金子城出土土釜

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令和2年11月

 

見られました?新居浜文化協会創立70周年記念TV

 告知しておりました通り、昨日南海放送新居浜文化協会創立70周年の記念TVが30分間ありました。

 

 篠原会長のお話では、愛媛県下では初めての文化団体が昭和23年に創立された。終戦直後であり、文化は経済の後回しにされるが新居浜では先駆けて創立されたとのことです。現在は68団体が活動しているそうです。

新居浜市はどうしても企業城下町であるため文化が根付きそうにない土壌のようですが、先人はそのことに危惧をされていたのかもしれません。

 

 美術部・芸術部の紹介がありましたが、特に絵画の作品が明るい絵が多く、コロナ禍の中でも元気が出てくる作品を見ることにより元気が出る気がします。

 

 さてお待ちかねの新居浜郷土史談会です。吉本会長単独インタビューありましたね。68サークルの中で唯一のインタビュー。誇らしいです。先日の告知では火おこし体験を書きましたが、こちらはあんに反して取り上げがなくちょっと肩透かしでした。

ですが、展示会を映してくださりありがとうございました。残念なのは初期のパネルだったため、糊付けに失敗している物を放映されてしまったことでしょうか。後にはうまく貼れる技術を確立できていましたので( ^ω^)・・・

 30分の放映に対し、史談会の紹介は約10分となり期待大きさが伺えます。会長も言われていましたが、歴史を知ることでその道を究められる人になると。何か究められる人になりたいですね。

 

 放映では知っている人の作品が多く紹介されていました。早くコロナが治まってじっくり作品を拝見したいものです。

テレビで紹介されます。

 新居浜市のホームページで見つけましたが、今週土曜日の3月6日9時55分からの30分間、南海放送新居浜文化協会創立70周年の記念番組があるそうです。

 

 篠原会長のお話や美術部・芸術部の活動も紹介されることになっていますが、新居浜史談会は特に独立した内容で放送されるようです。

当然この間行われた展示会を中心に、子供たちの火おこし体験が放映されるみたいです。

数ある歴史を持つサークルが多くある中、新居浜史談会を取り上げて下さり誠にありがたいことです。

 是非テレビをご覧いただければ幸いです。

 

 ちなみに28日にはハートネットワークでの60分番組もあるそうなので、そちらも気になるところです。

405号校正中と忘れ物

 4月1日発行予定の新居浜史談405号の校正を中野編集部長を中心に実施中です。

本日ゲラ刷りが配られましたので、私も校正を実施します。

 先日の展示会を中心とした内容になろうかと思いますが、50頁前後になる予定です。

3月20日納品を目指しておりますので、もうしばらくお待ちください。

 

・・・何か忘れていると思っていましたが、思い出しました。

新居浜文化協会報の掲載です。吉本会長からいつでも良いよと言われてすっかり失念しておりました。まずは預かった協会報探しから始めますので、こちらももうしばらくお待ちくださいませ。

令和2年度古文書講座最終回

 今日は令和2年度最後の古文書講座でした。

新型コロナウイルスのため参加率が少し落ちたり、ブログでも書きました会員の村上さんが亡くなるなどありましたが、無事終えることが出来ました。

 

 6名の方が5年間皆勤とのことで凄いことだと思います。講師の吉本会長より皆勤賞の賞状が授与されましたが、賞品は先立つものがなく我慢して欲しいとのお話でした。(笑)

 テストも帰ってきました。さて私はどうかと言うと・・・・・・92点微妙。

流石に付け焼刃はいけませんね。変に付け足したり、違ったりでした。

100点も6名居られたそうで素晴らしいです。

 

 さて最後の授業は織田信長明智光秀書状です。麒麟がくるに引っ掛けて題材を選ぶ所はさすがの先生です。ただ書状は上級向けですので、中々読み下すのは難敵なのですが先生の読み下し文があると読める気がしてしまいます。(気がするだけです)

 

 令和3年度も開催予定ですので、改めて報告いたします。

大生院巡り③あれ?中萩じゃないん?

 大生院巡り第3弾です。

じつはここが大生院とは思わず、中萩だと勘違いしていた場所です。

 

 住宅地図を眺めていると中萩駅の北側に「八幡社」があることに気づき、行ってきました。駅の北側一帯は畑が広がり落ち着いた場所ですが、すぐ北には金子山に続く山があり、そこに八幡社がありました。おそらくこの地域に住まわれている方が勧請したものと思われます。

小さいながら、またあまり人が参ることもなさそう(失礼な言い方ですみません)ですが、掃除が行き届いており、氏子の皆さんが大切にされていることが分かります。嘉永三年(1850)銘の鳥居があることから、江戸時代には存在していたことが分かります。

 さてこの神社の住所はどこかいな?と家に帰って調べてみると「大生院」。中萩駅があるのに大生院中萩ではないの?中萩駅の住所も大生院。知らんかった。

なぜ中萩駅になったのか、誰かに教えてもらいます。

 

 ちなみに国道から八幡社へ行く道には塚が多かったのか、秦一族祖先として瓦祠一か所にまとめている場所もあり、畑の一角にも塚がありました。近くに人が居られませんでしたので謂れは不明ですが、天正の陣関係かもしれませんね。

第3回高校生による歴史文化PRグランプリ

 今日の愛媛新聞にも記事がありましたが、先日11日にリモートによる「第3回高校生による歴史文化PRグランプリ」が開催されました。

第1回目は新居浜のあかがねミュージアムで開催され、私も現地で拝見しましたが、今回は参加校数もかなり増えていました。内容も芋地蔵・永納山や新居浜では垣生のじょうさ節など多岐に亘っており、飽きることが無いようなプログラムです。

 

 高校生が考えた歴史を活かした様々なPRでしたが、実際に視聴していた人数が50~60名と少なく、折角の発表会にも関わらず寂しく思いました。

リモートと言うことで、見たくても高齢者など視聴環境になかった人も多くいたのではないかと思います。あかがねミュージアムの第1回では会場が満席になるなど賑わっていましたし、新型コロナウイルスのためとは言えその点は残念でした。来年度はウイルスが治まって大勢の方が見られることを祈っております。

 

 高校生の皆様お疲れ様でした。