新居浜郷土史談会

新居浜の歴史

文化団体と高齢化

 今日はちょっと重い話です。
今日の愛媛新聞(6月9日)に、先日100周年を迎えた今治史談会についての記事が掲載されていました。その中で芸予地震で被災した旧家から史料を救出したり、全国に例のない史談会による史料分類などが書かれていました。その一方で会員は60〜80才で大半が70才前後とあり、世代交代が進んでいないとありました。
 当新居浜郷土史談会も同じ悩みですが、先日新居浜市から「文化芸術の香りを未来に伝えるまちづくり」と言う内容で、報告がされています。
 恐らく新居浜文化協会に所属する文化団体にアンケートしたものと思われ、新居浜郷土史談会も回答しています。その中でやはり高齢化が問題視されている一方、書道や演劇・洋舞などは平均年齢が大変若いようです。これは最近はやりの書道甲子園とかダンスなどの影響が多いと推測されます。
 昔は高校に郷土研究部などもあった背景もあり、もっと若い人達も入会する素地があったのでしょう。時代の流れもありますが何とか少しでも歴史に興味持ってもらいたいと思いますので、古文書会や史跡巡り・ブログで紹介し、歴史に興味を持って頂ければと思います。