新居浜郷土史談会

新居浜の歴史

湯築城まわりすぎ?

 娘の共通テストで松山に行ってました。

ホテルのチェックアウトギリギリまで滞在しましたが、その後終わるまで約7時間

どのようにして時間を潰すか。オミクロン株流行のため人混みは避けたいところ。

どうするか。ここは湯築城しかない!

 

 と言うことで湯築城行ってきました。

まずは駐車場近くの「湯釜」。一遍上人が書いたとされる名号が宝珠にあるとのことで

じっくり拝見。時間もあるので360度ぐるりと見ましたが、湯釜の接合部に沢山の1円玉が挟んでますね。

 そのあとは俗にいう2の丸経由し本丸の展望台へ。間にに堀切があったそうですが

現在は埋められて分かりませんが、恐らくここだろうと言う場所は分かります。

本丸から下りて岩崎神社⇒遮蔽土塁へ。大手門から突入された場合はこの狭い場所で

食い止める目的もあったのでしょう。その後外側土塁断面を見えるようにした展示場所を見学➾土塁上へ移動。思った以上の平坦面。➾武家屋敷⇒資料館➾もとの場所へ

 

 食事後、まだ5時間以上ある。よしもう一度湯築城

今度は湯釜から大手門方向へ行き、その後また本丸の丘陵部へ。搦手方向へ降りる際、本丸斜面に土師質土器片二つ。さらにその中段で同じような土器片八個発見。

その下斜面に瓦片。戦国期の物か不明。資料館に行き判断方法を聞きましたが、断面の素材などで判断しているとのこと。武家屋敷に瓦が展示されていたので拝見。表面の灰色は似てますが断面は似ているのかどうか不明。その後立派な搦手土塁を拝見しているとまた瓦片。戦国期の物とすれば搦手門に瓦葺きの櫓があったのでしょう。土塁の外のを歩いてるとやはり瓦片が数個。土塁上に瓦葺きの塀があったのかもしれませんが、資料館の説明板には家臣団屋敷から出たとの記載。土塁から出たとは書いていないので、この瓦片は本当に戦国期の物かどうか。怪しいか?

 

 簡単に書きましたが、ウロウロした時間は約4時間。道理で足が痛いはずです。

散歩する方が多い中、何もない斜面をジッと眺める怪しい男にしか見えませんね。

ウロウロした結果 ①土器片・瓦片(戦国期のものであれば)が何故か西側にしかなかった。②土塁が立派。新居浜の城郭には土塁がほぼ残っていないのでうらやましい。

③小丘陵を取り込んだ城郭でかなり堅固。さすが河野氏の本拠地。

 と楽しめました。え?あと3時間?昼寝ですよ。昼寝。駐車料金も1400円でした。