11月度古文書会
お祭りがありましたので、1か月お休みだった古文書講座を11月18日に行いました。
色々な行事があり、掲載が遅くなりました。
今回は俳句関係について勉強しました。俳句は変体仮名を用いることが多く、史料としては最適です。
しかし最初にみた「松尾芭蕉」の俳句は漢字も混ざり、一見しただけでは不明でしたが、講師から教わることで、見えてくるから不思議なものです。
当然愛媛ですので、正岡子規も出てきましたが、今回紹介したいのは、新居浜で活躍された「本田三嶺子」さんです。
写真を見てもらえばわかりますが、大正3年生まれでホトトギス派として東予ではその地位を得たほどの方です。私は俳句について何も知りませんが、この本田三嶺子さんと言う方がおられて、すごい人だと史談会員であった故正岡慶信氏(PN芥川三平)からよく聞いておりました。写真の史料も芥川三平氏が自費出版した「新居浜文人列伝(上)」からの引用です。
市内各所にも新居浜で活躍された方の句碑が残ります。それらを見て回るのも楽しいことでしょう。