新居浜郷土史談会

新居浜の歴史

市史編さん講演会行ってきました。

 前回ご案内した「第1回市史編さん講演会」に行ってきました。
 新聞での案内も有りませんでしたし、お祭り前の平日と言うことで、参加者が少ないのではと心配してましたが、杞憂に終わりました。恐らく150名ほど来られてたと思います。
 会場には今回の講演会に関係ある天正陣をデザインした金栄太鼓台の幕が飾られていました。編さん室も良い事を考えるなあ〜と感心しました。
 入間市からこられた「栗原先生の金子家忠」に関する内容では、家忠の事績や戦国期以降の金子氏の分布、金子と言う名前が何故付いたのかなど知らないお話でした。
 藤田教授の「遺言状考」では金子文書の重要性を始め、古文書を実際に見ることでわかる事が多々あることなども語られ、金子元宅がこの遺言状(本当は遺言状ではなく置文とのこと)を発給した時の状況や宛所の毘沙寿丸は家督相続人だったのかなど話されました。最後に河野通直の工作によって天正陣が引き起こされた要因があると少し話されました。そこが凄く気になりましたが、詳しくは述べられませんでした。次回講演会の楽しみにしておきます。
 史談会誌もお陰様で、18冊売れました。お買い上げありがとうございました。
 明日から新居浜太鼓祭りが始まります。その前夜祭として、良い講演会でした。